週末は…とっても気楽。
先生を待ったりすることもないし、
看護師さん達は、バタバタしてるけど、
病室内は、不気味なほどに静か。
今日は、ケアも陰洗だけなので、
支援に来ていた看護師さんが、
ケアしてくれました。
母も荷物の受け渡しにきてくれて。
遠目ながらも、お手手ブンブン。
バルーンの袋を目隠しするカバー。
気を効かせた看護師さんが、
つけてくれた。
見た瞬間に、泣きそうになった。
このカバーの企画が出た時に、
お裁縫が得意だったHちゃんに、
どんな感じがいいか?と、
病院関係者から、オファーがあった。
クモ膜下を二度起こし、
不自由になったけれど、
そんな彼女に希望を与えるため…
知っていたけど、
アタシは知らん顔をしていた。
いつだったか、Hちゃんからのお手紙で、
【eyeちゃん、
どんなデザインがいいかな?】
と、聞かれたことがあった。
自分で、お裁縫することは無理だけど、
デザインなどは、考えたい…と。
結局、彼女は…少しでも提案できたのか
今となっては、聞けないけれど、
こうしてカタチになってる。
なんかね、それをつけてる今、
とっても…切なくなるよ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ひっそりした夜の病室。
今夜も、早目に休んでおこうね。